不動産を売るタイミングは?
売るなら今!と言えるこれだけの理由!

首都圏の人気エリアでは、90年頃のバブルを超える金額となっている不動産価格。

大都市圏を中心に、サラリーマンでは手が出せない金額になっているところも数多くあります。

ですが、少子化や婚姻数が減少している日本で、今後も不動産価格の上昇がつづくことは考えづらいです。

一旦価格が下がりだすと、負のスパイラルのように下がり続ける恐れすらあります。

ここでは、今後の不動産価格に影響を及ぼす状況と、お持ちの不動産を高く売り抜く方法についてご紹介しますので、参考になさってください。

住宅価格はここ10年で1.3倍

ほとんど経済成長していない日本において、住宅価格は上昇しています。

10年前の約1.3倍で、マンションに限っては2倍近くまで跳ね上がっています。

特に都心では、この10年で中古のタワマンが坪単価2倍以上に上昇しています。

※参考:国土交通省不動産価格指数

もはや、相場を支えてきたファミリー層が、都心のマンションに手を出せなくなっている状況です。

また、地方都市でも交通や買い物の利便性が高いエリアでは、不動産価格を維持しているところがまだ多く残っています。

金利上昇?高インフレ?

そもそも、ここまで住宅価格が上昇した要因は、日銀の「異次元の金融緩和」による超低金利政策です。

超低金利のおかげで、サラリーマンでも以前より高額な物件が買えるようになりました。

ですが、今後は不透明です。

諸外国がインフレ退治のために金利を上げる中、日本は超低金利政策を継続して円安に。

エネルギーや食料や資材などの多くを輸入に頼る日本では、インフレも進んでいます。

※日銀が目標とする物価上昇率2%を上回る3.8%の上昇!

今後の政策によって、どう変わるのか?

1.低金利政策を続行

円安に推移し、あらゆるものが値上がりして、さらなる物価上昇の可能性。

→ これだと、実質賃金が目減りするため、家が売れなくなります。

2.金利が上昇

円高に振れて、インフレを抑制できる。

→ ですが、住宅金利が上昇するので家が売れなくなります。

結局どちらにしても、今のような価格の住宅は売れなくなる可能性があります。

経済成長からかけ離れて上昇した不動産が、10年以上前の価格にストンと下落する可能性すらあります。

その他の社会問題

少子化により、将来的に人口が減少していく

30年後に家を購入するボリュームゾーンの30代は、今より3割減少しています。

今持っている不動産の価値は、30年後にはゼロどころか、動産になっている可能性もあるということ。

結婚する若者が減り、不動産購入意欲が低迷

2020年はコロナの影響もあると思いますが、そもそも婚姻率が減少しており、今後も減少傾向に推移していくでしょう。

ファミリータイプの家などは、今後どんどん売れなくなっていく可能性もあります。

増税

防衛力の増強や、不足する社会保障財源として、景気に関係なく増税が叫ばれています。

手取り収入の減少は、不動産購入意欲をさらに減退させる要因になると考えられます。

空き家問題

2018年の全国の空き家は849万戸で、20年前の1.5倍。

今後、高齢者の増加→多死社会へ移行することにより、空き家はさらに増えるはずです。

好立地の空き家が増加することで、不動産在庫が増加し、価格は下落する可能性があります。

また、これまで任意だった相続登記が2024年4月から義務化されます。

「実家を相続したけど相続登記をせずに放置」というのが難しくなるため、住むつもりがないなら、今後は売却を選択する方が増える可能性もあるでしょう。

これまでは空き家だったものが流通に乗り、不動産在庫が増加します。

以上のようなことから、売るなら今年!というか、今!と考えるのに十分な材料がそろっています。

もちろん、住む予定のない実家についてもです。

高く売り抜くには?

今のうちに自分の家なら、いくら値段がつくのか?

その値段でローンを完済して、手元資金が残るのか?

を把握するのが先決です。

これまでは
  • 来年はさらに値上がりするから、今のうちに買っておこう
  • こんな好立地の物件は二度と出てこないからすぐ買おう
価格が下落に転じると
  • まだまだ下がるから、底値まで待とう
  • 好立地の物件が出てくるまで待とう
  • まだこの価格なら手が出せない

というように、価格が下落すると一気に逆回転をはじめます。

投資用に日本の不動産を購入していた中国人も、我先に売り抜けようとするはずです。

一度価格が下がりだしたら、現在の評価額では売りたくても誰も買ってくれないかもしれません。

買い叩かれる前に現在の評価額を把握して、良い条件ならすぐに売るのも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

90年頃のバブルのときに儲かったのは、都心の土地を超高額で売り、郊外に引っ越した人たちですから。

「時間がない」「面倒くさい」「手っ取り早く評価額を把握したい」という方は、スマホでもカンタンに不動産の評価額が分かる方法をオススメします。

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一社だけですと高いか安いか判断できませんが、不動産業者に競ってもらうことで、カンタンに最高値が分かります。

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おしまいに

少子化に空き家問題、インフレに増税など、日本の将来は不透明です。

住宅ローンなどで余裕がなくなる前に、まずは現時点の評価額をしっかりと把握しましょう。

好条件で買ってもらえるうちにローンを完済して、手元資金を残せれば、選択肢も増やせるはずです。

また、実家など住む予定のない不動産は、値段が付いているうちに売却するのも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

誰も住んでいない古い家は、夏に窓を閉め切っているだけで急速に劣化していきます。

まずは、現状の最高値を把握するところから・・・。

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